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河野裕子
 彼女とのメールの最後の頃に、河野裕子さんが亡くなったことが話題になった。彼女とは、3年前には歌を送り合う仲であった。彼女への気持ちが歌となっていた。その愛が傷ついたとき、僕は歌を詠えなくなった。

 先週の朝日新聞に、河野裕子さんの追悼記事が出た。「惜別」というコーナーである。そこに最後の頃の歌が何首か引用されていた。

辞世の歌

手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が

そして、最後の歌集(たぶん、その後の歌を載せた本当の最後の歌集がそのうちに出るだろう)『葦舟』から、

一日何度も笑ふ笑ひ声と笑ひ顔を君に残すため

彼女はB型で、明るく笑う人だった。僕は彼女の姿がこの歌に重なって仕方がなかった。それは事実とは違っている。彼女は元気に生きているだろうし、こういう愛を献げたかったのは僕の方なのだから。それでも、彼女の笑い声と笑い顔が、僕の心にだけ残っている。そのことが、そんな錯覚を僕に感じさせている。
[2010/10/11 02:20] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2)
悲しみの迷路


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